梅雨明けが待ち遠しい6月某日、
眺望の郷キャンプ場管理人、小嶺さんのナビゲートで
ハンモックテントを持って小谷村とその周辺に暮らす人々を訪ねました。
小谷村は小谷と書いて“おたり”と読みます。山深いこの村は新潟との県境に位置し、夏は北アルプスの登山口として、冬は日本屈指の豪雪地帯で世界中のスキーヤースノーボーダーが大集合します。
そして、登山、スポーツのあとはやっぱり温泉。
小谷村内にも17の温泉があり、歴史は450年以上。温泉天国です。
そんな最高な村にある最高なキャンプ場、眺望の郷キャンプ場。
今回はここにお世話になります。
天気にも恵まれ、遠くの山頂に薄雲がかかりなんとも美しい景色が広がります。
ここは元々公園だったそうで、春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が綺麗で運が良ければ雲海が望めると教えていただきました。
また、違った時期にお邪魔したいと思います。
そして、初めてのハンモックテント設営。
とても景色の良い場所を使わせて頂きました。
今回使ったのは Lawson Hammok
初心者でも簡単に組み立て、設営ができました。
マットを敷いて、寝袋を敷いて、ブランケットをかけて今夜の私の寝床の完成です😉
おすすめはウッドデッキのサイト、なんとこのサイト、小嶺さんの手作りなのです。
直火でなければ、焚き火OKです。
遠くの雪景色が、吹き抜ける風を爽やかに感じさせます。
設営が終わったらちょっとお出かけ。
今回邪魔させて頂いたのは小谷村の手前、白馬村の青鬼(あおに)集落。
この集落には青鬼の伝説があると聞き、気になったのでお話を伺い、お邪魔してきました。
お話を伺ったのは、白馬村役場、生涯学習スポーツ課の渡邉宏太さん。
私:青鬼集落の伝説とはどんな伝説なのですか?
渡邉さん:諸説あるのですが、悪事を働いた鬼を大穴に閉じ込めたところ、
改心し結婚式をしようとしていた貧しい村人の為に、引き出物を用意してくれたので、
その鬼を良い鬼“お善鬼様”と祀るようになったのがはじまりです。
集落の中に“お善鬼の館”があり、中が見られるので是非行ってみてください。
私:行ってみます!!
私:棚田の写真もとても綺麗で、ぜひ実際に見てみたいです。
渡邉さん:棚田は石垣で作られていてとても綺麗です。
ですが、最近では棚田の写真を撮る人が村人とトラブルになったり石垣が崩れたりしたので
今はロープを張ったり、フォトスポットを設置しました。
私:今、行ってみても見られますか?
渡邉さん:見られますよ!
という事で、実際に青鬼集落に出発!
年季の入った看板に従って車を進めます。
青鬼の入り口に青い湖が、
これからこの先の山を登っていきます。
大冒険が始まりそうな景色に、ワクワク感が止まりません。
車1台がやっと通れる程の山道を、10分ほど進むと、青鬼集落が見えてきます。
青鬼の集落に着くと
端午の節句の兜のような三角屋根が連なり、私たちを出迎えてくれます。
懐かしさを感じる田園風景、その先にはうっすら白馬の街並みが。
渡邉さんに教えて頂いた“お善鬼の館”の中
立派な梁と可愛らしい囲炉裏、男女別のトイレもあり休憩もできます。
青鬼神社の異世界に繋がっていそうな入り口を進むと、、、、
まるでジブリ世界に迷い込んだような
鳥の声が響き渡る森の中にポツンと鳥居が現れます。
歓迎されているのか、招かれざる客だったのか、静かな緊張感があり
厳かな空気が流れます。
さすが白馬、お野菜の添え木が全部スキーのストックです。
蒸し暑い中、青鬼集落を歩き回り、いい汗をかいたので
温泉に入って、キャンプ場に戻りました。
夜は、山の上という事もあり、星が近く感じとても綺麗だったので皆さんにも見ていただきたいのですが
写真に映すことができなかったので、是非実際に行ってみて頂きたいです。
日中は暑かったのですが、標高が高いので夜と朝方は体感15℃くらいまで冷えました、
羽織るものと寝袋のほかに一枚ブランケットがあると快適に過ごせるかと思います。
あと、近くにスーパーは見当たらなかったので
買い出しは済ませてから行くと良いかもしれません。
ハンモックが木と木を繋ぐように、また素敵な縁に出会えますように。
今回の使用アイテム
ハンモック ローソンハンモックのブルー・リッジキャンピングハンモック
ハンモックなので無重力感があり、快適に眠れました。
中にポケットが3つあるのでケータイを充電したり、トイレに行くときに持っていくライトを入れておくのに便利でした
寝袋 Coleman 10℃以上対応のもの
いつもエアストリーム泊で使っているものを持っていきました!
日中は暑いくらいでしたが、夜と朝方は冷えるので羽織れるものやブランケットなど、暖かく過ごせるアイテムを持っていくといいかと思います。
今回お世話になった場所
眺望の郷キャンプ場 長野県北安曇郡小谷村中中小谷丙4026-1
電話番号 090-7403-7147
営業期間 4月上旬〜10月下旬頃まで
支払方法 現金決済のみ
予約方法 オンライン・電話
アクセス 上信越道 長野ICから1時間10分
長野自動車道 安曇野ICから1時間20分
北陸道 糸魚川ICから40分
サイト ウッドデッキ・フリー・常設テント・キャビン&テント
料金の目安 ¥3,100〜¥81,000
電源サイト なし
チェックイン/アウト 14:00/11:00
レンタル品 多数あり 現地での受付
トイレ 水洗トイレ
炊事場 あり
シャワー/お風呂 なし
近くの温泉 サンテイン・おたり、奉納温泉、若栗温泉 乗鞍荘 他多数あり
薪販売 あり
灰捨て場 あり
近くのコンビニ ローソン
白馬村役場 ホーム|白馬.
長野県北安曇野郡白馬村大字北城7025
TEL 0261-72-5000
業務時間 8:30〜17:15
青鬼集落
長野県北安曇郡白馬村北城16932
駐車場 あり
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文章:あちゃ